入選 相田こず恵
〇「これ見てよ!」開いたページきらめいた家族の笑顔あなたの笑顔
(講評)利用者が部屋に招待してくれ、アルバムを見せてくれた。家族みんなが笑顔で写っていた。殺伐とした世相を想うとき、人は明るさを求める。
入選 倉石彩未
〇「会いたいよ」そう思っても会えなくて「僕も」の一言じっと待ってる
(講評)就職した彼とはメールや手紙で会話するが、やっぱり直接会って話がしたい作者である。
入選 石川順一
〇ハングルの短波放送夜を撤し我の心をほぐしていくか
(講評)韓国語のラジオ放送を必死になって聴いている作者の姿が目に浮かぶ。
以上、選評 土永典明
登録:
投稿 (Atom)