入選 水科花奈子
〇実習中視線を感じて振り返る笑顔で見守る祖父の姿
(講評)たまたまショートステイを利用していた祖父が、筆者の実習風景を後ろから見守るように眺めていた。筆者の心の動きを、シャッターチャンスで捉えた。
入選 木戸思鶴
〇食事中会話が弾み笑顔出る距離が縮まる老いと私
(講評)筆者が実習中に利用者と打ち解けた瞬間である。ほのぼのとした雰囲気が伝わる。
佳作 石田千春
〇聞き返し「ダメだね私」と老いの声伝わってくる歯がゆい気持ち
(講評)老いは生き字引である。物事に執着することも尊重すべきだが、忘却もまた大切な一つである。
以上、選評 土永典明
2 件のコメント:
介護実習では、指導者や他の視線が気になる気持ちよくわかります。しかし、だれのための支援なのか、職員のための支援ではなく、利用者のための支援だということを忘れずに、ともに学び歩んでいきましょう。
いざ、プロとして仕事になると見失ってしまうものが多くあります。学生の実習中は、業務にとらわれず、人として忘れてはならないものに
こだわり続けていきたいですね。
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