入選 苅部夏海
〇大声で鼻歌うたい上機嫌ふと見上げれば窓開いており
(講評)予想もしていなかった窓の全開。読むと思わず笑ってしまう、ユーモアのある歌。
入選 和田あかり
〇弁当の中身にいつも一工夫母の愛情パワーにかえる
(講評)実習中は特に弁当の副食に気を配ってくれる母親。この弁当で一日、実習を乗り越えられる。
入選 岡本大地
〇十九歳子ども扱い嫌だけど大人なんかになりたくはない
(講評)一首全体から発する若々しい勢いが気持ちよく伝わってくる。
以上、選評 土永典明
2013年5月24日金曜日
平成25年 5月
入選 伊倉瑠瞳
〇「ありがとう」面と向かって言えないが母の日だけは素直になろう
(講評)本学入学時より、アパートで一人暮らしをしている作者。親元を離れてみて親のありがたみがわかり、母の日に言葉にしてみた。
入選 苅部夏海
〇歩行器についた鈴の音歩むたびちりちり揺れる頼りなさげに
(講評)作者の実習でのなんでもない事柄を、こうして意識下において見ている。観察眼が素晴らしい。
入選 高野麻優
〇春の朝目覚ましなしで目を開ける澄んだ天気と鳥のさえずり
(講評)春になるにつれて暖かくなり、鳥の鳴き声で目覚めのいい朝を迎えさせてくれる。一度読んだだけで場面が見えてくる印象的な歌。
以上、選評 土永典明
〇「ありがとう」面と向かって言えないが母の日だけは素直になろう
(講評)本学入学時より、アパートで一人暮らしをしている作者。親元を離れてみて親のありがたみがわかり、母の日に言葉にしてみた。
入選 苅部夏海
〇歩行器についた鈴の音歩むたびちりちり揺れる頼りなさげに
(講評)作者の実習でのなんでもない事柄を、こうして意識下において見ている。観察眼が素晴らしい。
入選 高野麻優
〇春の朝目覚ましなしで目を開ける澄んだ天気と鳥のさえずり
(講評)春になるにつれて暖かくなり、鳥の鳴き声で目覚めのいい朝を迎えさせてくれる。一度読んだだけで場面が見えてくる印象的な歌。
以上、選評 土永典明
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