2009年5月29日金曜日

平成21年 6月

佳作   吉田加代

〇初めてのデイサービスであれこれと新たに気付いた介護の形

(講評)生活施設と通所介護の違い、利用者の方の身体状況等の違いなどをデイサービスの実習で感じた作者である。

佳作   大桃雅俊   

〇「待ってるね」言葉の意味に込められた利用者願うここへ就職

(講評)実習の最終日に、利用者から言われた嬉しい言葉である。職員の方で、この利用者の方からやはりそう言われ、実際にこの実習施設に就職をされたそうである。

佳作   川崎恵

〇東京と我が家を繋ぐ電話線 目には見えない心の絆

(講評)父親が単身赴任で家族が揃うことが少ない。しかし毎日、父親が電話をかけてきて、家族一人ひとりと日常の話しをしている。電話が家族の絆になっているのである。

以上、選評  土永典明

2 件のコメント:

蜜蜂の娘 さんのコメント...

川崎さんの短歌から、父と私との思い出が重なりました。遠く離れた千葉で療養を続けておりましたが、父が短歌をつくつては携帯メールで私に送信し、その短歌を私が新潟青陵短歌会に投稿していました。今思えば父と私の目には見えない心の絆となっていたように思います。苦しい闘病生活の中で短歌は父の楽しみであり、心の支えとなっていたのです。

まさと さんのコメント...

〇「待ってるね」言葉の意味に込められた利用者願うここへ就職

大きな夢を持つことは大切です。しかし、あなたを求めているのです。求められているのです。その期待に応えれば、あなたが求めているものが見えてくるよね。